発達障害の知識– category –
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ネグレクトとLD(学習障害)
ネグレクトとは、親が子供を無視、最低限の精神的、身体衛生的な養育すら放棄する虐待行為です。 LD(更に読み書き困難に特化したディスクレシア)は何も生まれつきである発達障害の1つばかりではありません。 よく気をつけてみると、子供を俄の心配顔で覗... -
てんかん発作と2次的なうつ症状を防ぐには
てんかんは脳の基質的な電位の障害で中枢神経系が正しく動作しなくなることによって起こる精神と身体の発作全般を指すものです。 俗にいきなり泡を吹いて怒鳴りだす人を指す「癇癪持ち」と混同されますが、それはてんかんの情動発作という感情が激昂して発... -
ADD ~LD~ADHDの違いは何でしょう?
「発達障害」という言葉がよく聞かれるようになりましたが、とても多彩な「困った行動やなんだか上手にできない事」が全部この言葉で一律に語られていますね。 でも大まかな治療やトレーニング方針を決めやすくするためいくつかのカテゴリ分けがあるのです... -
「感覚統合」っていったい何を統合するの?
発達障害の療育について調べていると時々見かける「感覚統合」という名前。 でも一体どんなもの?今回は「感覚統合」についてお話します。 「感覚統合」って何? 人はその時に必要のない感覚を抑制したり、逆に、必要な感覚のみを敏感に感じ取る機能を用い... -
隠れた感覚「前庭覚」と「固有受容覚」を知っていますか
人の感覚の種類を聞かれると何と答えますか? まず五感と呼ばれるものが浮かぶ人が多いのではないでしょうか? 実はその他に前庭覚と固有受容覚と呼ばれる感覚があるのです。 この2つの感覚の働き、そしてそこに苦手さがあるとどんな問題が出てくるか考え... -
表面化する問題の根っこはここ 「感覚特性」について知ろう
感覚特性とはなんでしょうか?それは感覚への反応の偏りのことです。感覚に対して過敏な場合と鈍い場面があります。まずは五感と呼ばれる視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚から感覚特性について見てみましょう。 ①視覚 視覚刺激に過敏だと注意を1点に向け続け... -
誰でも知っていると役に立つ「認知特性」について詳しくなろう
発達障害について調べていく中でよく見るようになる「視覚優位」や「聴覚優位」という言葉。でもこれは何を指しているのでしょうか?これらは「認知特性」と呼ばれる情報を頭の中で理解・整理・記憶・表現する方法の中の特性を表しています。 認知特性を大... -
文字が読めない・文字が書けない・数字がわからない「学習障害」とは?
「学習障害って勉強が苦手な子?」「本人の努力が足りないだけなんじゃないの?」など、学校の先生にもなかなか理解されていない学習障害。今回はそんな学習障害について詳しくみていきます。 学習障害は苦手分野以外の知的能力に問題が見られないことが多... -
AD/HDは障害?個性?その線引きについて理解しよう
AD/HDと診断されたけど個性と何が違うの?」「男の子だからわんぱくなだけなんじゃないの?」など悩まれている方もいらっしゃるかもしれません。 今回は注意欠陥多動性障害(AD/HD)の3つの特徴、 ①多動性(過活動) ②不注意(注意障害) ③衝動性 について説... -
自閉スペクトラム症・広汎性発達障害の世界を見てみよう
名前はよく聞くけれど、実際はよく分からない自閉スペクトラム症・広汎性発達障害と呼ばれる障害。「どうしてこんなことをするの?」「なんでこんなこともわからないの?」と思われている方もいらっしゃるかもしれません。 今回は自閉スペクトラム症・広汎...
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