できる限りの療育を

私は37才、主婦で発達障害の年中の男の子(5才)と1才の女の子の子育てをしている主婦です。
上の子の発達障害がわかってから3年くらい経ちます。
色々心境の変化もありました。
今日は今受けさせている療育についてご紹介します。

目次

リハビリ病院での言語療法と作業療法


初めて自閉傾向を疑われたのは2才半の頃でした。
ちょうど転勤の頃だったので新しい土地で療育を受けさせることにしました。
新しい土地での子育て相談をえて、小児の自閉症の専門の先生がいるリハビリ病院を紹介されました。
初診は3ヶ月待ちでした。

小児科の先生にはできる限り療育をさせたい旨を伝えました。
するとひとまず言語療法と作業療法を月に二回病院内で受けさせる事にしました。
それに加えて幼児も受けられる放課後等デイサービスの事も教えてもらいました。

言語療法も作業療法も一回40分です。
言語療法は椅子に座って先生の指示通りガードを選ぶ練習をしたり、絵本を読んだりする内容です。
主に言葉の指示を聞いて理解する練習をしています。
またひらがなを読む練習もします。
椅子に座って40分は子供にはきついらしく、最初はよく立ち歩いていました。
もう2年通っているので少しは長く座れるようになりましたが40分間ずっとは難しいです。

作業療法では最初の20分はトランポリンやボールプールで遊びながら先生の指示を聞いてコミュニケーションをとる練習をします。
また、手先を使ったり体幹の使い方を見て、体をうまく使う練習をします。
後半の20分は椅子に座ってぬり絵をしたり、粘土をしたり手先をうまく使う練習をします。
お箸の使い方なんかも練習します。
作業療法は遊べると思うらしく喜んでやります。
お箸はまだうまく使えませんが最初は取り組まなかった粘土も取り組めるようにはなりました。

月に二回ずつなので劇的な効果は見られませんが、最初は取り組もうともしなかったことをやるようになってきて成長を感じられます。
また、要望も言ったり家での過ごし方のアドバイスももらえるのでこれからも通いたいと思います。

放課後等デイサービス


こちらは手続きに2ヶ月ほど時間がかかりました。
うちは送迎付で10:00~18:00まで預かってもらっています。
一月に14日利用しています。
今は幼稚園に行っているので土曜日や幼稚園が終わってからの時間で利用しています。
こちらは30分ほどひらがなの練習、お箸練習、絵本読みなんかの療育をしてもらっています。
残りの時間は他の子供達と遊んだり、眠たいときは昼寝したり、おやつを食べたりと保育をしてくれている感じです。
うちは下の子もいるので長く預かってもらえることはすごく助かっています。
また、子供にとっても居場所になっているようなので通わせてよかったと思っています。
またケアマネージャーの方が3ヶ月に一回プランをたててくれます。
このときにやってほしいことの要望も伝えられます。
最初は嫌がって療育を受けようとしませんでしたが、きちんとやるようになってから落ち着きがでてきたと思いました。

幼児教室


幼児教室で集団で授業を受けている子はお受験をする子も多いようです。
うちはそちらではなく、マンツーマンで特別支援の授業を受けています。
週に一回50分です。
内容はフラッシュカードをしたり、歌に合わせて絵カードを紙芝居のようにしたり、パズルなんかをしています。
集中力が切れて教室の外に出ていくことも多いのですが、基本的には子供は好きな時間のようです。
子供のありのままを受け止めるのがモットーの教室なのであまり怒られることもなく好きにやらせてもらっています。
教室に通い始めてから前よりしっかりした文章で話ができるようになったように思います。
また、自閉があるからという目でみるのではなく、子供個人を見てくれるので困ったことの相談に対しても的確な答えが返ってきます。他の子にも言っているであろうアドバイスをくれるのは親としてうれしいです。

まとめ


うちはたくさんの療育を受けさせることができて恵まれていると思います。
最近は自閉症や発達障害に注目されてきて、療育難民がでてきていると聞きます。
療育をうけさせようか迷っている方は早めに手続きをとられた方がいいと思います。
また療育に抵抗のある方もいらっしゃると思います。

受けてみて悪いものではありません。

うちの子は2才でもあまり言葉を理解できておらず、親の手を引っ張って何かさせようとするクレーン現象が多かったです。
5才にしては受け答えもあまりできてませんが、今は文章を話すようになり、数字も読めるようになりました。
まだまだ足りないところだらけですが成長できたのは療育のおかげです。
一人でも多くの方が療育を受けるきっかけになってくれればと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次